自分のスタンダードは毎日のくり返しで作られる
ちょっと落ち着いて
毎日暑い。
一日中エアコンのなかで涼しく過ごして汗なんかかきたくない。
そんな風に思っていたのが、夏祭りが終わったら急に
「夏を満喫したいな」って思うようになり、
そう思ったら炎天下のなか真昼間に出かけないといけない用事が増えたり、
朝ごはんに手をかけたくなってキッチンで朝から汗だくになったり、
妙に細かく掃除がしたくなってこれまた汗だくになるという…なんというか、レジャーではなくて夏を満喫する毎日になっている。
夏祭りの神社で、私のスカートにとまって動かない青いトンボ
こんなことばっかりじゃなくてお楽しみも入れないと、と思ってお出かけの予定を作ってみたりして、形ばっかりバタバタする日常に
「これではいかん。なんとなく心がキュッとする。」
と感じて、ちょっと落ち着いて心の中を見つめてみた。
心と体はつながってるというけれど
体のことにも興味があって、本を読んだり学びに行ったり不思議な治療法を受けてみたりする。
そうするとどうしても「食」から始まって、心の持ちようだとか、気だとか、はたまた宇宙の真理みたいなことにつながっていく。
あぁ、なるほど。
入り口は違っても、一つのところにたどり着く。
そういうことか。
とかなんとか「あたま」で理解する。
でも、あたまで理解してテクニックみたいに真理を使おうとするととても複雑なことになっていくような気がする。
逆に苦しくなっていくような。
シンプルに、私はどう思ってるのかなぁ?って、じーっとみてみると
本当に私の願いなんて単純なものだった。
地に足つけて生活ぜんぶを楽しみたいという、ただそれだけだった。
そうだった。
特別な日というのは特別な気分になるのは当たり前で。
くり返しのふだんの毎日に気持ちをかけたいなってずっと思ってきた。
かかわるもの全部に気持ちをかけて、大切にしたいと思ってきた。
だからこそ、普段使いのものをいい加減に選びたくなくて手づくりしてきた。
それは食べるものも、着るものも、生活の中で使うものも。
慎重に選んだものを大切に手入れして生活してきた。
はずだった。
だけど最近のモヤモヤはやっぱりごまかせない私の不満。
小さな喜びを感じる毎日は、意識しないとするするとのがしてしまう。
実家暮らしになってから、少しづつ少しづつ手を出さなくなってきたあれやこれや
あきらめてしまったあれやこれやが
いつの間にか私のスタンダードになってしまっていることに、気づかないふりをして今日まできてしまった。
そうやって自分のエネルギーを止めてしまうと、他のことにもどんどんエネルギーを注げなくなっていくみたい。
ここだけは!ってところはもちろんあるけれど、全体的にあきらめがちになっていく。
あたまだけは元気で、言い訳をいっぱい考えてくれる。
でもやっぱり「あたま」じゃない。
ちゃんと喜びの方向に動いていかないとな。
ホントにささやかな小さな喜び。
一日ひとつでも、私が体を動かしてつくっていこうと自分に約束。
気づいたらスッキリした!
子どもたちは毎日予定がいっぱいでぜんぜん遊んでくれない退屈な夏休みだけど、イベントなんて何もなくても、なんだか満ち足りた気分で過ごせそうな私の願いの発見でした。
「小さな喜びのためのふだん使いのものたち」作りたいものがいっぱい!
バッグだけじゃなくて、今までつくってきた生活のなかのいろいろをコツコツかたちにして提案していこう。
暮らしって楽しい♪
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